介護施設への入所
現在日本では、65歳以上の単身世帯数が500万世帯以上あるといわれています。
「将来は老人ホームに入りたい」と漠然とお考えになっている方も多いと思います。
しかし、いざ施設に入所する場合、現実的な問題が立ちはだかってきます。
施設に入居するために必要な額
施設に入居するには、一般的におおよそ下記の金額がかかってきます。
- 軽費老人ホーム:賃料・食費込 7~8万円/月
- 特別養護老人ホーム:賃料・食費込 7~17万円/月
- サービス付き高齢者住宅:賃料・サービス料込 13~20万円/月
- 有料老人ホーム:賃料・サービス料込 25~35万円/月
お金はあるのに入居できない・・・
「お金はあるから大丈夫」そう思っていざ介護施設への入居手続きをしようとすると、「身元保証人」「連帯保証人」のご用意ができず、なかなか入居できないという問題が発生します。
ご夫婦で生活していらっしゃる方でも、安心できるとは言えません。なぜなら、最近は、ご高齢の方を身元保証人にすることはお断りといった施設も多々見られるようになったからです。
そうなると、ご夫婦でお互いの保証人になることができなくなってしまうため、結局他に頼れる人を探さなくてはいけないということになります。
実際、ご高齢になって日常生活の支援が必要になればなるほど身元保証人が見つけられず、介護施設に入居できないという事例は多数存在します。
このような現状を踏まえ、近年では、介護事業者、法律家などと連携をとって「身元保証」を専門的に行う法人が設立されるようになってきました。
将来の不安を解決しておくためにも、まずは行政書士等の専門家に相談をしましょう。
生前対策 関連項目
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当相談室を運営しております司法書士・行政書士 香川法務事務所が「生前対策まるわかりBOOK」に香川の専門家として紹介されました。